[Book Review]SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる

この手の効率化に関する本は数多出ているので、普段から意識して仕事をしている人だとそれほど目新しいTipsはないかも…ただきちんと実践できているかと言われると微妙なところではないでしょうか?? 忙しい方や仕事の効率化を再考したい方にはチェックの意味でピッタリな本かもしれません…私が気になったのは以下のくだり

いっぽうマルチタスクの誘惑に負けてしまうのは、たいてい、他者の期待や要求に応じねばならないという義務感に駆られているときだ。 すると本来、自分が優先したいと思っていたことを後回しにしてしまう。そんなとき、あなたのなかにはたいてい「相手に高く評価されたい」という欲望があり、それが不安感を引き起こしている。

いまの状況において、自分にとって「もっとも大切なこと」を決め、責任をもってやりとげるのだ。

優先順位をつけることができない複数の要求にさらされると、脳は圧倒され、うまく機能しなくなる。というのも、マルチタスクを試みると、情報処理能力を低下させるコルチゾール(別名ストレスホルモン)が分泌されるからだ。

1つの作業に没頭すると「フロー」の状態が生まれる。すると、その行為に完全に集中し、ふだんよりずっと高い能力を発揮できるようになる。

忙しくすごしている人が、能率よく働いているとはかぎらないからだ。

年末・年始などちょっと時間がとれた際に普段どれくらい効率的にできているか?チェックもかねて読んでみるといいかもしれません!

SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる